米倉涼子

米倉涼子(よねくら・りょうこ)女優。1975(昭和50)年8月1日、神奈川県生まれ。92年8月、高校2年の時に、「第6回国民的美少女コンテスト」審査員特別賞を受賞。その後7年にわたってキャンペーンガールやCM、ファッション雑誌のモデルとして活躍。99年6月に“女優宣言”をし、翌2000年1月、「恋の神様」(TBS系)でデビュー。02年4月の「整形美人。」(フジテレビ系)で初主演。現在、来年秋放送の、NHK放送開始80周年記念スペシャルドラマ「ハルとナツ 届かなかった手紙・ブラジル移民物語」の収録にも臨んでいる。


米倉涼子
【10月14日からドラマ「黒皮の手帖」主演】
2000年1月のドラマデビュー以来、ずっと出演が途切れない。昨年はNHK大河ドラマ「武蔵」でヒロイン・お通を演じ、名実ともにトップ女優のひとりである。現在、14日放送開始の主演ドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系、木曜夜9時)の収録が進行中だ。松本清張原作のサスペンス作。巨額な金を横領した女子銀行員が東京・銀座のクラブ経営でのし上がっていく様を描く。銀行員時代に手にした“情報”を記した手帖と自身の美貌(びぼう)を武器に、男たちを翻弄させる原口元子役。


悪女”を演じるわけだが…。「確かに今までにない役柄で、自分と主人公のスタンスが違います。元子は常に裏側で何かを考えるタイプ。引出しがたくさんある女…」地味なOLから一転、夜の世界で成功する女の一代記をサスペンスタッチで描くのか。「いえ、1回目でもう銀座に店を開くまで見せちゃうんですよ。あとは、夜の世界を仕切りながら、次々と登場する金持ちの男たちとバトルです」

制作サイドでは、夜の世界を描くだけに、着物やドレスなど豪華衣装も見どころのひとつに挙げている。「着物の場面は多いですね。モデル時代は着物を着ていても止まっていればよかったのですが、ドラマだと常に動いていないといけない。立ち居振る舞いも洋服とは違いますが、やっと慣れたところでしょうか」 幼時から20歳までバレエで鍛えた伸びやかなスタイルも着物姿の下に封印か。

【銀座のクラブで“悪女”の勉強】
また、夜の世界を知るために、銀座の高級クラブにも足を運んだ。「ホステスの方と実際に話してみて、彼女たちの、この世界でのプロ意識というものをすごく感じましたね。いろいろな話をうかがいましたが、実際の本心までは聞けなかったような気もします」鋭い観察眼が演技にも反映されそうだ。ドラマの主演、いわば座長のようなものだ。そのあたりも、「視聴率が気にならない、といえばうそになりますね。やはり責任を感じます。小娘みたいな私を、周りが引っ張ってくれたのも、共演者やスタッフに恵まれたんだと思います。でも、もう対等にやっていかないといけないんだって思いますよ」。

【責任ひしひし感じ……】
今後も女優一本やりで行く覚悟か。「芝居は大好きだし、やっていても楽しいんですが、ずっとやるかは分からない。次にどうなるか、ということが分かったということがない。一生のテーマだと思っています」これまでドラマなど映像中心にやってきたが、やはり「舞台を経験したい」という。「劇団に入ったりして“下積み”をしたいんです」ちょっと意外に思えるが、一生かけてやる覚悟だからこそ、言えることだろう。

【来年は三十路−】
さて、来年は三十路。今年は、昨年「武蔵」で共演した市川海老蔵(26)との交際も取りざたされたが…。「もちろん、いいお友達です。でも、彼は歌舞伎の世界の人。その伝統の中で生きてきたスタンスを持っている。その点は、芸能界の常識で生きている私とは違う面も感じます」「私自身、30歳という節目の年に違った何かをやりたい気持ちでいっぱいなんです」新たな挑戦がこれからも続きそうだ。

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。